ゆうがくしゃが目指す成長過程とそのサポート

一日の生活イメージ

【1】心の土台(根っこ)

  長所も短所も含めて、ひとりひとりの個性をまるごとありのままに認め、受け入れ、信じることから人間関係を築いていきます。信頼(安心)を基盤に、試練や困難に向き合い乗り越えていける心の根っことなる「自己肯定感」を深く根付かせていきます。
 さらに、日常のささいな出来事などから、他者の強さや弱さを理解し・認め・受け入れるきっかけを投げかけていきます。それが、自分自身の強さや弱さを理解し・認め・受け入れるチャンスにもなり、「自己肯定感」をさらに深めることができます。
 「家庭や学校では出せない自分を、ゆうがくしゃではさらけ出せる!」
そんな、子供達が等身大でいられる「居場所」を創っていきます。


【2】身体の土台(根っこ)

 「健康」「体力」「身体能力」は生涯に渡る土台です。頭でっかちのガリ勉にならないように、日々スポーツや遊びをのびのびと楽しみながら、丈夫な身体をつくっていきます。(主に小学部)
 さらに、年に数回、屋外でのイベントも開催予定です。仲間と思い切り身体を動かし、力を合わせながら楽しめる企画を検討していきます。


【3】智恵の土台(根っこ)

 成績が伸び悩む中学生・高校生の多くは、「勉強=暗記」という意識がたいへん強い傾向にあります。もちろん、勉強に暗記は欠かせませんが、暗記は勉強の半分に過ぎません。「知識をどんな視点から整理して、どのように応用できるのか」という「思考力」「論理力」なくして、真の学力は身につきませんし、学問のおもしろさも発見できません。
 ゆうがくしゃでは、学問の土台となる重要分野(特に国語・数学(算数)・英語の基本部分)をじっくり&しっかり考え、納得し、反復しながら一歩ずつ学んでいきます。「わかる」→「できる」→「おもしろい!やる気がわいてくる」→「さらに理解が深まる」という流れを大切にして、限りない応用力へとつないでいきます。
 また、そのために欠かせない「学習の習慣化」をサポートできるように、平日は毎日でも通学できるシステムを備えています。学び方も、①「個別指導」、② 共通する課題に取り組む「グループ指導」、③ プリント・問題集やPCなどを利用する「独学(自立学習)」、④ 友達同士の「教え合い」などを臨機応変に組み合わせて、自ら学んでいける力をつけていきます。


【4】人間関係の土台(根っこ)

 ゆうがくしゃは、「家庭」と「学校」以外の「もうひとつの居場所」です。ゆうがくしゃの仲間は、家庭とは別の「もうひとつの家族」であり、「生涯にわたる親友」になり得る存在です。この仲間と共に学び、遊び、ぶつかり、競い合い、教え合い、相談し合う日々のなかで、自分を意識(自己客観視)しながら、「仲間と理解し合い、助け合い、楽しみを共有する術」を身に付けていきます。
 「ひとりではくじけそうな時でも、仲間がいるから前を向いてがんばれる!」
 「信頼できる仲間と、夢や目標を描きながら歩んでいける!」
そんな学び舎を創っていきます。


【5】人間力

 上記1~4の経験を何年も積み重ねていくなかで、身体・心・智恵(頭)がバランスよく成長し、たくましい自立・飛躍への翼となる「知性」が育ち、「自信」と「勇気」が膨らんでいきます。こうした「人間力」こそが、人生に待ち構えている様々な試練を乗り越え、自分も仲間も大切に、元気にしなやかに、自分らしい人生を切り開いていくオトナへの成長につながるものと信じています。