小学生クラス

 人生の土台となる「自己肯定感」と「健康な身体」、学習や問題解決に欠かせない「論理的思考力」、人間関係を築く土台となる「交友力」や「礼儀・マナー」など、すべては幼い頃からの環境の中で育っていくものです。1年、2年ですぐに身につくものでは決してありません。
 特に大切な「自己肯定感」は、小学生までに根付かせてあげなければなりません。なぜなら、人間の潜在意識は、その大半が12歳までに植え付けられるからです。「自己否定感」「劣等感」に支配されてしまうと、生涯にわたって苦しむことになりかねません。
 また、宿題を「終わらせること」が優先され、急いで雑に学習するクセが身についてしまっている小学生が実に多いことに驚きます。そのクセのまま中学校に進学するとかなり厳しい状況となることは、目に見えてしまいます。「きちんと考える」「疑問と納得を繰り返す」学び方と習慣を小学生のうちに身につけられるかが、中学校以降の成長を決めます。
 できるだけ早い時期からの御入学を、是非ご検討ください。愛情たっぷりに、本気で応援していきます!

1.小学生クラスの基本的流れ

 平日の放課後18:30まで、2~3時間にわたってお子様をお預かりします。つまり、学童保育的役割を併せ持つ学びの場です。
 小学校の下校時間が繰り上がる日や、長期休業・平日の休校日には時間を繰り上げて対応致します。ご希望により延長も承ります(延長料金をご負担願います)。

<1> 登 校(15:30~16:20)

 小学校から直接ゆうがくしゃに徒歩で登校、または帰宅後ゆうがくしゃに徒歩・自転車・保護者の送迎などで登校してください。直接登校の際は、小学校に通学路の変更をお知らせください。なお、ゆうがくしゃによる送迎も、可能な限り承ります。
 元気なあいさつから、ゆうがくしゃでの生活が始まります。

<2> 手洗い & おやつ & 振り返り

 希望者にはおやつを手配します。学校での出来事などを振り返り、語り合いながら、楽しいひとときを過ごします。様々な出来事や想いを、他者にわかりやすく伝えることが、相互理解を深めるとともに、国語力(論理力)の発達につながります!
 なお、食物アレルギーをお持ちの場合は、必ずお知らせください。

<3> 2時間帯で活動

 ① 宿題&学びの時間(約60~90分)

 各自、集中して宿題や興味ある学びに取りかかります。つまずいた時には、自分で調べたり、友達・先輩に教えてもらったり教え合ったり、グループでミニ授業をしたり、スタッフがサポートしていきます。宿題はちゃんと理解できているか確認し、必要なサポートをします。

 ② 遊びの時間(約60分)

 天気のよい日は、基本的に外遊びをします。ゆうがくしゃの庭・常念公園・南小学校の校庭などで、サッカー・野球(ソフトボール)・バレーボールなどのスポーツや、鬼ごっこ・缶けりなどの遊びをみんなで楽しみます。内容やルールなどは、子供達が自主的に話し合って決めていくように導きます。悪天候時や冬期などは屋内で、卓球や想像力を働かせる遊びをみんなで工夫し合っていきます。
(子供達がみんなで楽しめる遊びなどがあれば、教えていただけるとうれしいです)

<4> 下 校(18:30完了)

 徒歩・自転車・保護者のお迎え、またはゆうがくしゃによる送迎での帰宅となります。冬期など暗い時間帯には、安全のため、お迎えかゆうがくしゃによる送迎での帰宅をお願い致します。
 急用などの緊急時には、延長にも対応いたします。(延長料金をご負担願います)
 なお、ゆうがくしゃへの登校時と下校時には、登録されたメールアドレスに確認メールを送信します。


【2】「学びの時間」の内容について

 自分の興味ある学びを1つか2つ選んで取り組む「学びの時間」の学習内容については、
下記のようなオプションを用意しています。中学・高校・大学へ進学しても学問の土台となる重要分野(特に国語・算数・英語の基本部分・根本的なとらえ方)を中心に、じっくり&しっかり考え、反復しながら学んでいきたいと考えています。。

学校の苦手分野の克服
得意分野の発展学習
英語のしくみと英語遊び(水曜日)
 単なる「会話」にとどまらず、「発音(phonicsとローマ字)」「単語」「文法・構文」などを有機的・体系的にじっくり楽しく学んでいきます。英検挑戦も応援します。
・思考を要する算数教材・パズル
 数学的思考力のみならず、国語力、粘り強さも養える素敵な教材です。
・プログラミング
 自分が意図する一連の活動を実現するために、「どうのような指令をどう組み合わせていけばいいのか」を論理的に考え、試行錯誤して改善していくのがプログラミングです! 失敗を楽しみながら「プログラミング的思考力」を伸ばしていきます。
・計算練習・ドリル
・漢字・慣用句学習と漢検挑戦
・「論語」の読解と音読
・読書・読み聞かせ合い
・その他
 ご家庭でお持ちの問題集・通信添削教材・タブレットPCなどを利用していただくことも可能ですが、ワンパターンの問題・表面的な解説・答えの○×だけを繰り返すような教材が多く見受けられます。そうした教材は、「暗記」には有効かもしれませんが、「思考」にはマイナスに働くこともよくあります。「思考」せずにただ解き進めていると、想像力や思考の柔軟性が失われ、学習内容が高度になるにつれて全く対応できなくなる中高生が近年あふれています。教材の持ち込みについては、前もってご連絡・ご相談ください。

【3】通学日数について

 「たくさん遊んで動いて健康な身体をつくる」「学びや思考を習慣化する」「仲間との絆を深めていく」ためには、週に1日の通学ではとても足りません。最低でも週に2日以上の通学をお願い致します。保護者の方のの負担軽減のため、学費はかなり割安に設定しています。